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  1027エラーについて  


FirstClassでよく見られる、「通信エラーが発生しました。要求をサーバに転送できません。終了して、もう一度ログインしてください。(1027)」、あるいは「Comm Link has failed. 1027」に関する説明です。


1027エラーとは
不定期に発生する1027エラーは、ネットワークの混雑やCPUの高負荷をサーバが管理する、ひとつの標準的な方法です。AppleTalkやIPXなどのネットワーククライアントがサーバに接続するとき、サーバへ「connection request」を送信します。サーバはネットワークセッションの空きを割り当てて「connection response」をクライアントへ送信します。こうしてクライアントはこのセッションにログインし、セッションの終わり(ログアウト)までこのセッションを利用し続けます。

これらのリクエストとレスポンスのコマンドはネットワークを経由すると消失してしまうことがあります。リクエスト送信後数秒間レスポンスコマンドを受け取らなかった場合、クライアントはリクエストコマンドを再送します。このリクエストは約14回繰り返され、最終的にレスポンスを得られなかった場合は「FirstClassサーバが見つかりません」というメッセージを出力します。ネットワーク遅延は時折発生しますので、クライアントが送信した2~3のリクエストがどこかで停滞し、突然まとめて送信されるという可能性もあります。このときサーバは複数のセッションを割り当てますが、クライアントはこれらのうちの最初の1つを使ってログインします。したがって、セッションはアイドル状態のまま残り、ログインを待つことになります。しばらくしてサーバは、誰もログインしないものとして認識し、セッションを開放します。このとき、コンソールにLogin Timeoutのメッセージが表示されます。

1027エラーの原因
ネットワークの混雑や遅延は、パケット遅延を引き起こします。これが原因で、クライアントが複数のリクエストをサーバへ送信してしまいます。余計なリクエストは、配送されたときにLogin Timeoutメッセージを引き起こします。あるいは、サーバはリクエストを問題なく受信した場合でも、レスポンスのパケットがネットワーク混雑のために消えてしまうことがあります。この場合、クライアントはレスポンスを受け取ることができませんので、二つ目のリクエストを送信します。最初のセッションはログインタイムアウトとなります。その他の原因として、サーバCPUの高負荷(たとえば、Macサーバ上でのCD)があります。この場合は、サーバはクライアントのリクエストにすぐに反応することができませんので、第二、第三のリクエストが生成されます。これは先のネットワーク遅延と同じような現象といえます。

どんな対応が可能か
第一に、不定期な1027エラーはすべて正常動作であり、特に心配有りません。

もしサーバレスポンスが阻害されているようであれば、ネットワークの問題なのかサーバCPUの問題なのかを切り分けてみてください。モデムセッションはネットワークトラフィックに影響を与えませんので、モデムで試してみるのもひとつの方法です。モデムとLANセッション双方でドロップアウトが見られる場合は、CPUの問題を示し、LANのみで見られる場合には、ネットワークの問題を示しています。CPUの問題は、ドライブ遅延、CPU遅延、多すぎる同時アクセス、拡張機能の不具合、Comm Toolbox(Macのみ)、ファイル共有(Macのみ)、サーバ上の他のアプリケーションなどが原因かもしれません。ネットワークの問題は、ネットワーク上のマシンが多すぎること、ネットワークカードのエラー、貧相なネットワークトポロジーなどが原因かもしれません。